https://www.chromium.org/developers/how-tos/trace-event-profiling-tool/recording-tracing-runs
トレース実行の記録
パフォーマンス問題を診断するにはChromeが裏で何をやっているか見ることができれば便利。それを行う一つの方法がabout:tracingツール。トレースイベントプロファイルツール(about:tracing)をみてこのツールが何であるかを知ること。
Chromeデスクトップのトレースをキャプチャ
Chromeデスクトップのスタートアップをキャプチャ
ときどきChromium開発者はabout:tracingのバグレポートで結果を要求する。何が起こってるかをしるために。
ここに簡単な一歩づつガイドがある:すばらしいパフォーマンスバグの報告方法?
TL;DR:
- 新規タブを開きオムニボックスに"about:tracing"と入力。
- "Record"を押す。"Manually select settings"プリセットを選ぶ、左コラムの上のAllをクリックして"Record"を押す。
- タブに戻って本来あるべき遅さでない操作を行う。通常は2,3秒の悪い動作で十分。
- トレースタブに戻って、"Stop"を押して、"Save"を押す。
- (オプション)これがバグレポートなら、出力ファイルを添付してバグをアップロードする。ファイルが10MB以上あるなら、zip圧縮する(これらのファイルは圧縮が効く、10MB以上はアップロードできない)
重要:トレースをバグに添付するときは以下のことに気をつける。トレースにはタブごとのURL、拡張ID、詳細ハードウェア情報、など公開したくない情報が含まれている。
Chromeデスクトップのスタートアップをキャプチャ
$CHROMEをchromeを実行するコマンドだとする。以下は最初の7秒を/tmp/foo.jsonに記録する。
$CHROME --trace-startup --trace-startup-file=/tmp/foo.json --trace-startup-duration=7
Chromeアンドロイドのトレースをキャプチャ(DevToolsとともに)
Chromeアンドロイドのトレースをキャプチャ(コマンドラインで)
ブラウザを起動
オプションとして、スクリーンレコードを取る
トレースを記録
adb_traceとprofile_chromeのためのドキュメントを見る
アンドロイドのためのトレースオプション
良い記録をとる
- 記録は10秒までにすること
- 1つの動作ごとに1つの記録にすること。遅くなる現象が2つあったらそれぞれに付き記録を取ること。Or leave a second long pause between each.
- Pause and leave the computer completely idle for 2 seconds before and after demonstrating the slowdown. This helps make the slow part obvious in the recording.
ステップバイステップ
- 調査するタブとabout:tracingの2つのタブだけを開く(複数タブを開いてタブを識別する方法は下で述べる)。
- 問題の起こる直前の状態にタブをセットする(アニメーションが起こる直前や、スクロールが遅くなる直前)
- about:tracingタブでスタートする
- 徴するタブに切り替える
- 空の記録を取るために数秒ポーズする(後で見つけやすくなる)
- 悪い状態が起こる動作を実行する(アニメーションのスタートやページのスクロール)。記録は10秒以内に収める。
- ここでまたポーズ
- about:tracingタブに戻り、記録をストップする。
テレメトリのトレース
トレースレポートファイルフォーマット
Slide deck of Android Tracing tricks
Page last modified on October 16, 2018, at 11:12 AM
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