gn help desc

gn desc <out_dir> <label or pattern> [<what to show>] [--blame]

ターゲットやコンフィグの情報を表示する。ビルドパラメータはout_dirから取得される。

<what to do>に使える値

(もし指定されなければ、概要が生じされる)

  all_dependent_configs
  allow_circular_includes_from
  arflags [--blame]
  args
  cflags [--blame]
  cflags_cc [--blame]
  cflags_cxx [--blame]
  check_includes
  configs [--tree] (see below)
  defines [--blame]
  depfile
  deps [--all] [--tree] (see below)
  include_dirs [--blame]
  inputs
  ldflags [--blame]
  lib_dirs
  libs
  outputs
  public_configs
  public
  script
  sources
  testonly
  visibility

  runtime_deps

実行時の依存を計算する。これは他の値と違い計算されたリストを表示する。GN変数と対応しているわけではない。

出力はビルドディレクトリからの相対パスのファイル名のリスト。どのように計算されるかはgn help runtime_depsを参照。これは--blameとともに使うことが出来、依存のソースを見ることができる。

共有フラグ

  --all-toolchains

通常はデフォルトのツールチェインのみが含まれる。このスイッチはすべてのツールチェインを有効にする。

例えば、ファイルは2回コンパイルされるかもしれない。1回目はデフォルトのツールチェインで、2回目は2つめのツールチェインで。このフラグを指定しないと、デフォルトのツールチェインのみがワイルドカードでマッチする。このフラグを使うとどちらもマッチする。

  --format=json

出力をjson形式にする。

ターゲットフラグ

  --blame

コンフィグで指定されたどんな値でも指定できる。コンフィグに名前をつけそれによりターゲットがフラグを得る。現在の所、libsとlib_dirsに対しては動作しない、これらは継承されており、責任を知るのは困難だからである。

<省略>

実例

 gn desc out/Debug //base:base

ターゲットの要約

 gn desc out/Foo :base_unittests deps --tree

カレントディレクトリの"base_unittests"プロジェクトの依存ツリーを表示する。

 gn desc out/Debug //base defines --blame

//base:baseのdefinesセットを表示する、どこでそれらがセットされたのかの脚注がつく。

Page last modified on July 06, 2018, at 02:27 PM
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