Mandriva 2009 インストールレポート その2

その1からのつづき。

インストールシステム

Mandrivaのインストールシステムはrpmを利用しているようで、urpmシリーズがリポジトリなどを管理する上位ツールとなっているようだ。さらにrpmdrakeがGUIツールとなっている用である。ここでは主にurpmを使う。

レポジトリソース

レポジトリソースは/etc/urpmi/urpmi.cfgにあるようだ。ここではここを参考に以下のようにした。
# mv /etc/urpmi/urpmi.cfg /etc/urpmi/urpmi.cfg.back
# urpmi.addmedia --distrib --mirrorlist '$MIRRORLIST'
# urpmi.addmedia --distrib --mirrorlist 'http://plf.zarb.org/mirrors/$RELEASE.$ARCH.list'

パッケージを探すurpmq

$ urpmq package # 普通に探す
$ urpmq --fuzzy package # ファジーに探す
$ urpmq -i package # パッケージの情報を表示

-aをつけると全部表示する。

パッケージをインストールするurpmi

# urpmi package

アップグレードする

# urpmi.update updates && urpmi --update --auto-select

日本語環境

日本語環境がまだできていないので、適当にやってみた。

# urpmi kde-i18n-ja
# urpmi kde4-l10n-ja
# urpmi fonts-ttf-japanese fonts-ttf-japanese-extra fonts-ttf-japanese-ipamona fonts-ttf-japanese-mplus_ipagothic

メニューから[Tools][Regional Settings]を選択。

# urpmi scim-anthy scim-input-pad scim-tomoe scim-bridge-qt4

この後ログオフしてサイドログインすることによりAnthyで日本語が入力できるようになった。切り替えはデフォルトで[Ctrl]+[SPACE]になっているが使いずらいので、Anthyのバーを右クリックして、[SCIM Setup]を選んで、以下のように設定して、全角半角キーにした。

デスクトップの設定からCountry and Regionを以下のように設定する。

テンキーが効かないので「コンピュータを設定」から以下のようにしてキーボードの種類をJapanese-106-keyにする。(要ログアウト)

以下のコマンドを実行してfirefoxを日本語化。
# urpmi firefox-ja

以下のコマンドを実行してOpenOffice.orgを日本語化。
# urpmi openoffice.org-l10n-ja openoffice.org-help-ja

Windowsの共有フォルダを自動マウントする

# urpmq samba-client autofs
# vi /etc/autofs/auto.master

# vi /etc/autofs/auto.smb
opts="-fstype=cifs"
を以下のように変える。
opts="-fstype=cifs,iocharset=utf8"

# mkdir /sambaauto
# chmod 777 /sambaauto

# chmod 755 /etc/autofs/auto.smb
# service autofs restart

# ls /sambaauto/192.168.0.100/

これで一覧が出てきたので成功。

音楽を再生

デフォルトではmp3はAmarokに関連付けされている。これは普通に再生できた。

動画を再生

# urpmi mplayer mplayerplugin
$ mplayer aaa.avi

再生できないのもあるがスルー。

パネルの設定

パネルを画面一杯にしたり、時計とかボタンとかの位置を変えるには、パネルの一番右の半円みたいなところをクリックして、編集モードにする。そうすると場所ボタンやルーラみたいなのが出るのでそれで画面一杯にできる。またボタンとかの場所も変えられる。

Mandriva 2009 インストールレポート その3

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