VC2010でwxWidgetsを使う

wxWidgetsはクロスプラットフォームでGUIアプリを作れるライブラリだがここではVC2010を使って実験した。

wxWidgetsのページからダウンロード、ここではwxWidgets-3.0.0.7zをダウンロードした。作業フォルダはC:\work\wxWidgetsにしてここに展開した。

最初にライブラリを作らなければならない、ここではスタティックライブラリを作る。Visual C++ 2010 Expressで”C:\work\wxWidgets\build\msw\wx_vc10.sln”を開き、ソリューション構成を「Debug」にして、ソリューションのビルドを行う。これによりC:\work\wxWidgets\lib\vc_lib配下にライブラリとsetup.hが作られる。

つぎに新しくソリューションを作る。win32 windowsアプリでここでは名前はmywxappとした。

プロジェクトのプロパティで
追加のインクルードディレクトリにC:\work\wxWidgets\includeとC:\work\wxWidgets\include\msvcを追加
追加のライブラリディレクトリでC:\work\wxWidgets\lib\vc_libを追加
追加の依存ファイルで、wxbase30ud.libとwxmsw30ud_core.libを追加
リソースの追加のインクルードディレクトリにC:\work\wxWidgets\includeを追加

ソースコードはここを参考に以下のようにした。

実行結果
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wxWidgetsはMFCと同じような構成でWinMainはライブラリが持ち、App,Frameなどがあり、メッセージを処理するマクロがある。特徴は他のプラットフォームでも動くことなのでやってみよう。

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