Googleが出したブラウザGoogle Chromeを使ってみました。
UIがとてもシンプルできれいです。基本的な特徴はこのページからみることができます。またこのページに開発までの経緯を漫画化したものが公開されています。
タブを自由に動かして新しいウインドウにしたり、他のウインドウにタブとしてくっつけたりできます。
タブの1つ1つが1プロセスになっています。タスクマネージャで見るとchrome.exeがタブを開くごとに起動されています。これにより、一つのページでJavascriptが無限ループなどしても、他のタブに影響しないなどの利点があるそうです。IE7では多分タブごとにスレッドになっていて、Firefoxでは全部1プロセスでやっているので、ここが内部的な大きな違いだと思います。またブラウザのバグで落ちるとしても、一つのタブだけですむものと思われます。
あと、シークレットウインドウというのがあり、ここでブラウズしたページやクッキーは閉じた後キャッシュに残らないので安全だそうです。
インストール時にGoogleUpdate.exeがスタートアップに登録され常駐します。何をするものかよくわかりませんが消したい場合は以下のレジストリの値を削除します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run\Google Update
またタスクとしてスケジューラにアップデートプログラムが登録されます。コントロールパネルのタスクから削除できます。
オムニボックス(アドレスバー)に以下の文字列を入力していろいろな情報が見れます。
- about:version
バージョン情報や、User-Agent情報 - about:memory
メモリ使用状況 - about:plugins
プラグイン情報
このソフトはオープンソースで、ソースコードの取得やビルド方法はここに記述されています。Visual Studio 2005でビルドするようです。