CygwinからWindowsアプリを起動する

explorerでカレントディレクトリを開く

これは普通に動くが、かなり特殊条件もあって動いている。explorerは起動されたプロセスが開くのではなかったり(開く場合もある)、”.”を理解してちゃんと開いてくれる。それにcygpath(cygwinの形態のパス変換)の問題もない。

TE32.exeでカレントディレクトリを開く

TEはプロセスがなければ自分で開くのでcygwinシェルから普通に起動するとシェルがブロックする。&をつけてバックグラウンドで動かしてもシェルがプロセスを管理しているため、cygwinの終了と同時に終了してしまう。nohubを使う手もあるかもしれないがここではスルー。

プロセスの起動はコマンドプロンプトのstartコマンドで行えばプロセス起動後すぐに終了するので上記の問題はない。しかしstartはビルドインプロセスのようでcygwinからは起動できない。そこでcmd /C startで起動すればいい。

パスの返還はcygwinのcygpath -waコマンドで行う。-aはフルパス、-wはWindows形態に変える。

よってカレントディレクトリをTE32.exeで開くには以下のように行う。

‘””‘はstartに””を送っている。startコマンドの性質上こうしている。

これでcygwinシェルから切り離されたプロセスと起動できたが何らかの環境変数などは継承しているかもしれない。

上記のコマンドはパスにスペースが含まれた場合を考慮していないので、その場合は””でくくらないとならないと思う。

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