Windows2000やWindowsXPのNT系で必ず動いているcsrss.exe。
Windowsにはサブシステムという概念があり、WindowsアプリケーションはWindowsサブシステムの上で動いている。WindowsサブシステムはKernel32.dllやUser32.dllなどの基本的なDLLと上記のcsrss.exeによって提供されている。
世に出ているほとんどのWindows用の実行ファイルはWindowsサブシステム上で動くアプリケーションで、通常はほとんどの稼動しているWindowsはWindowsサブシステムしか動いていない。
Windows Services for UNIXはPOSIXサブシステムを提供する。3.5から無料でで利用できるようになった。
POSIXサブシステム用に作られたアプリケーションはkernel32.dllなどとリンクしていないのでWin32APIが呼び出せない。そのかわりにforkなどのWin32では作りづらい機能を提供している。
POSIXサブシステムが動くとpsxss.exeが動く。これはcsrss.exeに対応するプロセス。