日本の保守はこどもの論理

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日本の衰退を実感してきて保守の人たちが憲法改定を言ったり9条改訂を言ったりおかしくなっています。

彼らのおかしさは明らかなので、もっと日本の保守の最善の面を取り出してそれがまだこどもレベルの論理に過ぎないことを示しておく必要はあるか。

彼らのやり方はこうです。日本は仏教にも大陸の政治システムにも儒教にも、そして明治からは欧米にもさまざまものに影響を受けてきた。さてでは、日本独自のものは一体どこにあるのか?今の表象からこれら海外のものを捨象して一体何が残るか?その最後に残ったものこそが日本であり我々の同一性だ、とういうやり方です。

こんなやり方ではなにも残りません。ゴミみたいなものしか残りません。精神的なものなど何も残りません。

そしてこれがこどもの態度なのは明らかです。こどもというのは自分自身でなにかを創りだしたりすることはできず、みにつけているものはすべて大人や社会から与えられたものです。これらを切り捨てた残りが本当の自分だといっても何もないのは明らかです。

明治期の民俗学もこのやり方の1つですが当然思想的なものまで到達できません。

憲法について言えば、だから、今の日本はあの憲法をモノにするところまで至っていない。というのが真実で、それを捨てるのはガキに戻るということです。

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