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レジストリ, GCONFGconfはWindowsのレジストリのような機能を提供する。 Windowsの場合は多くの設定がレジストリに保存されるがUbuntuのGconfの場合はGUI関係の一部の設定が保存されるのみ。 GconfはLinux本体が提供しているものではなくGnomeの一部として提供されている。 コンフィグソース (Configuration Source)gconfの設定データがどこにあるかを示したもの。同時にその設定データの書式およびパーミッションを示す。 レジストリの場合あらかじめ設定データがどのファイルにあるかは決まっているが、gconfの場合は自由に決めることができる。 それを定義したのがコンフィグソース。/etc/gconf/2/pathに書いてある。例えば以下のようなエントリー、xml:readonly:/etc/gconf/gconf.xml.mandatoryは、このソースはxmlモジュールを使って読み書きし、readonly(ユーザは書き込みできない)で/etc/gconf/gconf.xml.mandatory に保存されることを示す。コンフィグソースは最初に書いてあるものが優先されるため、ここに設定を書いておけば、 ユーザにこの設定を強制させることができる。このような強制的な設定をmandatoryと呼ぶ。 xml:readwrite:$(HOME)/.gconfは、ユーザが読み書きできる設定が保存されるソースを示している。このような設定はUserという。 xml:readonly:/etc/gconf/gconf.xml.defaultsは、mandatoryにもUserにも設定がない場合に読み込まれる設定。これはDefaultという。 スキーマキー格キーは自分のスキーマキーを設定することができる。これは通常/schemas/ではじまり自分を同じキーをもつ。このスキーマの中に キーの説明やデフォルト値を持たせることができる。上記のDefaultの値は管理者が設定する値だが、これは開発者や配布者が 設定するデフォルト値として使われるものだと思われる。gconfd-2gconfのデーモン。格ユーザごとに起動される。gconfd-2はgconfの設定変更をアプリケーションに通知することができる。 この結果、gconfを変更するとその変更がアプリケーションに即座に反映させることができる。gconftool-2gconfを操作するコマンド。 |